ニムスチン(アルキル化剤)

商品名(製造・販売会社)

  • ニドラン(第一三共)

日本で開発されたニトロソウレア(ニトロソ尿素)系のアルキル化剤です。ニトロソウレア系の薬は、分子量が小さいので血液脳関門を通過できるという特徴があります。そのため、ニムスチンは脳腫瘍の治療に、単独または併用療法としてよく用いられます。

適応となるがん
脳腫瘍、悪性リンパ腫、慢性白血病、胃がん、肝臓がん、大腸がん、肺がん、メラノーマ(悪性黒色腫)。

主な副作用
投与回数が増えるほど骨髄抑制が顕著となり、白血球や赤血球、血小板などの数が減少します。吐き気・嘔吐、食欲不振など消化器系の障害も現れます。まれに間質性肺炎や肺線維症が生じることがあります。

使用上の注意点
骨髄抑制による重い副作用を防ぐため、治療開始から少なくとも6週間は、毎週、血液検査を行って血液の状態をチェックする必要があります。