テモゾロミド(アルキル化剤)

商品名(製造・販売会社)

  • テモダール(シェリング・ブラウ)

脳血液関門を通過できる新しい経口タイプのアルキル化剤です。現在世界70カ国以上で承認されており、日本でも2006年9月に保険診療で使えるようになりました。

適応となるがん
脳腫瘍(再発もしくは進行した退形成性星細胞腫や多形成膠芽腫などの悪性神経膠腫)。
ダカルバジンやニトロソ尿素系抗がん剤に効果のない症例に使われます。
そのほか、転移性のメラノーマ(悪性黒色腫)や固形がんにも使われることがあるようです。

主な副作用
骨髄抑制と吐き気・嘔吐などの消化器症状が高い頻度でみられます。骨髄抑制は、肺炎や敗血症など重い感染症を引き起こすことが有るので注意が必要です。重大な副作用としてはアナフィラキシー・ショックが報告されています。

一般的な副作用としては、頭痛、倦怠感、肝機能の低下、脱毛、発疹などが比較的多いとされています。不眠やめまい、むくみ、ほてり、味覚異常などが起こることもあります。

使用上の注意点
性腺に悪影響を及ぼす可能性があるので、小児、あるいは将来子供がほしいと考えている男性が使用する場合には、事前に医師と相談する必要があります。