テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム(代謝拮抗剤)

商品名(製造・販売会社)

  • TS-1(大鵬薬品工業)

抗がん作用のある「テガフール」、抗がん作用の効果を高める「ギメラシル」、副作用を軽減する「オテラシルカリウム」という3つの成分が含まれています。従来のフルオロウラシルという抗がん剤を改良した薬で、がんを抑える効果は高く、副作用は少なくなっています。

また、従来の抗がん剤は注射や点滴で投与するため、治療を受けるには入院が必要でした。しかし、この薬はカプセル状の飲み薬なので、日常生活を送りながら治療を受けることが可能です。

適応となるがん
胃がん、大腸がん、頭頚部がん、非小細胞肺がん(シスプラチンとの併用)

主な副作用
主に骨髄抑制、口内炎、発疹、色素沈着などが現れます。黄疸をともなう重い肝臓障害(劇症肝炎など)には注意が必要です。吐き気・嘔吐、下痢などの消化器障害も現れますが、ほかのフルオロウラシル系と比べて軽減されています。

使用上の注意点
フルオロウラシル系の薬と併用すると、重篤な骨髄抑制や消化器障害が起こる恐れがありますので併用できません。フルオロウラシルテガフールテガフール・ウラシルドキシフルリジンカペシタビンカルモフールなどが該当します。