メルカプトプリン(代謝拮抗剤)

商品名(製造・販売会社)

  • ロイケリン(大原薬品工業)

遺伝子DNAの材料分子(アデニン、グアニンなど)の代わりにがん細胞に取り込まれてDNAの複製を妨げ、それによってがん細胞の分裂を阻止することで、抗がん作用を発揮します。

適応となるがん
急性白血病、慢性骨髄性白血病

主な副作用
吐き気・嘔吐、口内炎、下痢といった消化器症状のほか、黄疸などの肝障害、発疹などの過敏症状、血尿や乏尿、脱毛などが現れます。抗がん剤としては比較的副作用が少ないほうですが、とき二十度の骨髄抑制を起こすことがあります。

使用上の注意点
抗血液凝固剤ワルファリンカリウムとの併用で、抗凝固作用が弱まることがあります。尿酸の生成を抑えるアロプリノールや免疫抑制剤アザチオプリンなどは副作用が増強する恐れがあります。