アレルギー症状が起こりやすい薬剤の一覧と対策

点滴を開始してから10分以内に発疹やほてり、かゆみ、息苦しさが起こったら、薬によるアレルギー症状です。必ず医師や看護師に連絡しましょう。

皮膚のかゆみ、発疹

また、これまでにほかの薬によって気管支痙攣や全身の皮膚症状、血圧の低下などの強いアレルギー症状に悩まされたことのある人は、抗がん剤治療を受ける前に医師や看護師に知らせてください。

アレルギー症状の予防としては、抗がん剤の治療を開始する前に、ステロイド剤、H2受容体拮抗薬を注射し、抗ヒスタミン薬を服用します。

アレルギー症状が起こりやすい抗がん剤
程度に差はありますが、どの抗がん剤でも起こる可能性があります。なかでもパクリタキセル、L-アスパラギナーゼは高頻度で起こります。そのほかドセタキセルメトトレキサートオキサリプラチンシスプラチンシタラビンなどがあります。