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ダサチニブ(分子標的薬)

商品名(製造・販売会社)

  • スプリセル(ブリストル・マイヤーズ)

白血病に対する分子標的薬としてはイマチニブ(グリベック)が良好な治療成績をあげており、第1次治療に使用されています。2009年1月に承認されたダサチニブ(スプリセル)も白血病に対する分子標的薬として、第2次治療での効果が期待されています。

適応となるのはイマチニブ抵抗性の慢性骨髄性白血病(CML)、再発または難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病となっていますが、どちらの病気もフィラデルフィア染色体が陽性という点で共通しています。

このフィラデルフィア染色体が作り出す酵素にある2つの結合部に「基質たんぱく」と「ATP」という物質が結合すると、白血病の異常な細胞が増殖してしまうのです。本剤はこの結合を阻害することにより効果を発揮する仕組みになっています。

適応となるがん
イマチニブ抵抗性の慢性骨髄性白血病(CML)、再発または難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病

主な副作用
約半数の患者さんに血小板の減少が見られますので、定期的に血液検査を実施して観察を十分に行う必要があります。胸水や肺水腫、腹水などの体液貯留が現れるのも特徴といえます。呼吸困難など胸水が疑われる症状が認められた場合には、胸部X線の検査を実施します。

そのほかの副作用としては、脳・硬膜下・消化管の出血、間質性肺疾患などがあります。