フルダラビン(代謝拮抗剤)

商品名(製造・販売会社)

  • フルダラ(バイエル薬品)

遺伝子DNAやRNAの合成を助ける酵素の働きを阻害して、がん細胞の増殖を妨げます。慢性リンパ性白血病に高い効果があるほか、2007年からは錠剤が低悪性度ホジキンリンパ腫の治療薬として承認されています。

適応となるがん
注射剤は、貧血または血小板減少症をともなう慢性リンパ性白血病。ただし、すでに別の治療を受けたことがある場合は、標準的なアルキル化剤を含む抗がん剤治療が効かなかった人に限られます。
錠剤は悪性リンパ腫に用いられます。

主な副作用
骨髄抑制が現れ、感染症や発熱、出血を起こしやすくなります。ときに免疫系の異常で自己免疫性溶血性貧血が生じます。一般的な副作用としては、吐き気・嘔吐などの消化器症状、発熱や疲労、脱力感などが比較的よくみられます。

使用上の注意点
ペントスタチンと併用すると肺毒性のおそれがあり、またほかの抗がん剤の治療後に使うと、急性白血病の危険があるという報告があります。